漢方コラム
春のお悩み
漢方コラム
春は気候の変動に加え、就職、異動など環境の変化も多い季節です。
このような変化に加え、不安や緊張を強いられると気の巡りが悪くなり
こころと身体に不調を感じやすくなります。
閉塞感のある日々がつづいたこともあるでしょうか。今年は気の変調を感じやすく、人間関係のお悩みを伺うことが多いように感じます。
そんなときは、気の巡りをよくする漢方薬がおすすめ！
人によってタイプはいろいろです。
気が上がってイライラするタイプ
不安感が強くなるタイプ
くよくよと考えて胃腸に不調がでるタイプ
気力がなくて元気がでないタイプ…
タイプに応じて漢方薬も使い分けます。
漢方薬の使い分けは、中に入っている生薬の働きに関係してきます。
桂皮（けいひ）、蘇葉（そよう）、薄荷（はっか）、陳皮（ちんぴ）、人参（にんじん）など…
桂皮はシナモン
蘇葉はシソの葉
薄荷はスッキリした香りのハッカ
陳皮（ちんぴ）は温州みかんの皮です。
どれも身近なものですね。
そしてどれも香りのあるもの。
そう、香りが心にも作用します。
生薬は、香りや味の違いで作用するところが異なるんですよね。
お辛い症状があったらご相談くださいね。
