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漢方コラム

煎じ薬とエキス剤

漢方コラム

今年の春は寒暖差がはげしく

「気候の変化に身体がついていかない」

という声をよく伺います。

 

そもそも春は気が安定しない方が多いのに

世の中の状況もなかなか厳しく

しんどい思いをしている方が多いと感じる、今年の春です。

 

健やかにお過ごしいただくために

気や血の巡りを整える漢方薬をお役立ていただけると嬉しく存じます。

 

漢方薬の種類

 

さて、漢方薬をお求めの方で、エキス剤にするか、煎じ薬にするかと

悩まれる方もいらっしゃいます。 

 

顆粒や錠剤の形状で手に入れることができるエキス剤は

生薬を煮だした後にインスタントコーヒーを作るように

スプレードライなどの加工を経て、賦形剤と共に顆粒や錠剤に製剤化されます。

 

簡単に服用できて、利便性が高い製剤です。 

 

 

一方、煎じ薬は、お身体に合った生薬のブレンドを一日分ずつご自宅でコトコト煎じていただくものです。

 

煎じ薬は厳選した生薬から店内で調合しています。自然の恵みをあますところなく摂り入れていただけます。

 

同じ処方名の漢方薬でも、煎じ薬の方が効きめを感じられた、というお声もいただきます。

煎じ薬の作り方

煎じ薬は、一般的には、水500mlと生薬一袋分を一緒に煮出して約半量にします。

 

そしてカスをこしてできた液体が一日分の服用分になります。一日分を二つ又は三つに分けて、朝晩又は朝昼晩で服用します。

 

ここで、煎じる容器は土瓶があれば土瓶で、雪平鍋などでも大丈夫です。

 

自動煎じ器 

 

各メーカーさんから、手軽に煎じ薬を作れる自動煎じ器が販売されています。

栃本天海堂さんから発売されているのは「文化楽々」。

「ぶんからくらく」ではなくて「とろびらんらん」と読みます。

余談ですが、先日、栃本の方が「らんらん」と呼んでいらしたのが可愛らしく感じました。

国内生産の品です。以前よりもお値段が少し下がりました。

 

ウチダ和漢薬さんから販売されているのは「煎治・LITE」。

より手軽となりお求め安くなっています。

 

 

ご不明な点は店頭にてお尋ねくださいませ。

 

ご無理なさらず

 

煎じる香りもお身体にとりこんで

 

できることを一歩一歩

 

あまり考えこみすぎず、しょいすぎず

 

コトコト煎じてお身体をいたわってみませんか。 

 

 
女性のための漢方相
若草漢方薬局
 
TEL: 03-6206-9930
TEL/FAX:03-6206-9938
営業時間:10:00~18:00 木・日定休 予約優先制
 
 
【この記事の著者】若草漢方薬局 店主 吉田淳子
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