日常コラム
日々雑感~リアルかオンラインか~
コロナ禍以降、勉強会やセミナーは、すっかりオンラインで受講するようになりました。
それまではリアルしかありませんでしたから、会場までせっせと出かけておりましたけれど
zoomの利便性にすっかりオンラインの住人となっています。
オンライン受講の場合は、出かけるために準備をしたり、早めに家を出る必要もなく、
ぎりぎりまで洗濯物を干したり、お布団を干したり、
そして楽な姿勢で、時には足湯をしながら受講したりしています。
私が体調を崩さなくなったのも、オンライン受講のおかげもあるのではないかと思います(夏は、クーラーの中で長時間過ごすのも苦痛ですし…)。
ところが来年度、この朴庵塾セミナー初級の講師として現場で講義をすることになりました。
そこで、久しぶりに場の雰囲気や進行を確認しに、5年ぶりに会場に赴きました。
久しぶりの会場受講
今回私が受講したのは朴庵塾セミナー中級。午前は10時から12時半、午後は13時半から16時まで。
朴庵塾セミナーはこれまで会場がいくつか変わって来ていますが、最近の会場は大江戸線の両国駅から近く便利です。
会場の建物も構造がしっかりしていて雑音がなく、綺麗で受講しやすかったです。
中級の講義
講義は、午前は婦人妊娠病、婦人産後病、午後は痰飲咳嗽病でした。
最初は講師目線でどのように進めるのが良いか考えながら受講しましたが、昼食後はちょっと集中力が切れかけ、受講者として内容を追っていました💦
現在、中級はパワーポイントを使用せずに講義がされています。来年度、私が担当する講義もパワーポイントなしで講義することになっています。
パワーポイントは、内容を予めおこしておけるので講義をする側は使い勝手が良く、一方聴講する側も文字で追いながら話を理解できるので飽きずに受講できます。
ところが、紙芝居のようにさらさら、す~っと内容が通り過ぎてしまうという難点があるとこれまで受講していて感じていました。
やはり、昔ながらのやり方で、条文を読んで、解説を本媒体で確認する、そうした方が自分の本やノートに残り、後から見直して何度も復習できてゆくゆくは良いのではないかと思っていました
(パワーポイントを使うなら、テキストではどこをやっているのか、条文はどこをやっているのか、丁寧に示しながら行えばいいとも思いますけれど)。
やっぱりリアルはいい!
いずれにしても、久しぶりに出かけて、リアルに会場で講義を受けてみてとても気持ちがよかったです。
漢方を学び伝承していく、という同じ目的に向かっている方々、
講師の先生、受講生の方々、担当役員の方々の姿勢や氣を感じるのでしょうか。
志を同じくする先生方と同じ場で学べて、終了後にも会話ができるのは嬉しいものです。
この朴庵塾の講師は、かなりハードルが高いと感じているので、早めに何かしら準備をせねばと気になっています。
今年は、この講師役が一番の山となると思われます。これから講義のプロットや原稿を考えていかないといけません。
今回、久しぶりに会場に出向いてみて皆様の良い気をいただいたので、前に進めそうです。
↑朴庵塾セミナーのホームぺージ
メーカーさん主催の研修会も少しずつ出かけることも考えて行こうかな、と思いました。
当店でのご相談も、コロナ禍以降すっかりzoomでのオンライン相談になっている方もいらっしゃいます。
また是非実際にお会いしたいなぁと思っています。ご無理のない範囲で。
今回は日々雑感でした。
お読みいただきましてありがとうございました。