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日常コラム

神農祭に参加しました~貝原益軒「大和本草」も~

日常コラム

先日11月23日(勤労感謝の日)に神農祭に参加しました。

湯島聖堂内 神農廟前にて行われました。

 

湯島聖堂入り口

 

神農さまは、古代中国の伝説上の帝王の一人。

 

初めて農具を作り農耕を民に教えたり、民が病気で苦しんでいるのをみて、百草を嘗めて意訳を作り、さらに農作物などと他の物品を交換する市場を設け、交易を教えたと伝えられています。

 

日本では、江戸時代から医薬の始祖として東洋医学者の尊崇を集め、また、交易の神としても商業に携わる人々の間で根強い人気を博し、商業神として各地で祀られています。

 

この湯島聖堂では、千代田区薬剤師会や日本東洋医学会をはじめ医薬関係の団体が主に奉賛しています。 

 

この奥で行われています。画像中央の木の枝の陰になっているところが神農廟

 

 

 

 

神農廟

 

 

今回は、翌日の学会の為に大阪から出張されていた取引先の方々ともお会いできました。

 

大阪の神農祭は出店なども並ぶ、いわゆるお祭りのような行事だそうです。

 

貝原益軒の「大和本草」

 

拝礼後は、湯島聖堂横の期文会館にて講演を拝聴しました。

今回は、貝原益軒「大和本草」の漢方を読む―その理論と実践-という題目でした。

 

貝原益軒というと「養生訓」が有名ですが、「大和本草」というのもあるのですね。

抜粋で「薬を用いるの論」が面白かったです。 

 

貝原益軒の小史が年表で紹介されました。

1630年の出生から1714年に85歳で逝去されたそうです。

 

「大和本草」の刻本完成したのは宝永6年(1709年)80歳のとき。

 

にしても、貝原益軒の出生の1630年は寛永7年。その後、1709年までの85年の生涯の中で、「慶安」、「明暦」、「寛文」、「延宝」、「天和」、「貞享」、「元禄」、「宝永」、「正徳」と、随分と年号が変わっていたのですね(←そこか!?)

 

 

湯島聖堂は当店からも徒歩5、6分で行けます。

当店にお越しの際、足を延ばしてみられてはいかがでしょうか。

 

本日も最後までお読みいただいてありがとうございました! 

 

 

 

女性のための漢方相
若草漢方薬局
 
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【この記事の著者】若草漢方薬局 店主 吉田淳子 

 

 

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